恋のシャッター



「で?どう?引き受けてくれる?実夕ちゃん」



「えっ?あ―……でも私は本当に趣味みたいな感覚なので、三年生向けにいいものが撮れるかどうか…」



「大丈夫だって、そこまで深くとらえなくてもっ」



「でも、私…撮った写真人に見せたことなくて、気に入ってもらえるかどうかも心配ですから…やっぱり写真部の方が……」



私は自信なさげに聖花先輩を見た、すると聖花先輩はぱぁ―っと明るい笑顔を向けた。



「それならなおさらチャンスじゃん!自分の力試しだと思って軽く引き受けてくれればいいのよっ、あとは上手く言っておくから」



力試し…?自分の……。



「……分かりました、あまり自信ないんですけど、精一杯頑張りますっ」



「本当?良かったぁ~じゃあ明日、午後に体育館で、ヨロシクね~」



「はい」



そう言って聖花先輩は校舎の中に入って行った。