話してる間に勇斗の調理も進んで行く。
切った材料をフライパンで炒め出して、おそらくチャーハンを作ってるみたいだった。
「そういえば圭介から聞いたけど、おまえこないだの練習試合見に来てたみたいじゃん?」
「えっ?あ…あれは菜々に突然呼ばれて仕方なくよ…」
「ふーん?で、どうだったよ俺、カッコ良かっただろ?」
「はっ?知らないわよっ、ずっと見てたわけじゃないんだから―」
「おまえなぁ~ちゃんと見ろよ、最後のスリーポイトなんて良かったと思うんだけどなぁ―」
「あんなのまぐれでしょっ」
「…えっ?…」
「…えっ?…」
勇斗の驚きに私も固まる。

