恋のシャッター



そんな事を思いながら 、ボーッと試合を見ていると、試合終了まで数秒になった時勇斗がシュートを打った。



「…えっ!?」



あそこからって……
スリーポイト!?



勇斗の打ったボールは
きれいなアーチを描きリングにスパッと入った。



「………うそっ…」



その瞬間ピピー!と試合終了の合図が鳴る。



「ワワァァ――!!」



勝利に盛り上がる部員と応援席。



アイツ……スリーポイトなんていつの間に打てるようになったの?



私はカメラを握っていた手に、いつの間にか力を入れていた。



やっぱり…ムカつく。



そして沢山いたギャラリーもそれぞれ帰る中、私は菜々を探した。