「そんな事ないわよ~きっと勇斗先輩もこれを前にそんな事言わないわよっ」
「どーだか……」
「実夕~ちゃんと伝えなよっ、頑張って!」
そっぽ向いた私に、菜々はパシッと私の背中を叩き、そう言ってきた。
「ったぁ~痛いよ菜々」
「いいから分かった?」
「………うん、分かった」
「よしっ」
そして、着付けてくれた菜々と別れ…日も暮れる頃になり、私は花火大会に向かうことに。
隣町の花火大会会場に、私は足を進める。
……けど。
「ヤバイッ、浴衣走りにくいっ!」
とぼとぼ歩いていると、いつの間にか時間が迫っていて私は急いだ。
少し丘にある、花火大会会場に私がやっと着いた頃、辺りはもう暗く人も沢山いた。
とその時、
ドーン!!
ドドーン!!!

