「なっ……何でもないわよ、ほら勉強するからしっしっ」
「はいは―い」
菜々を追い払うと、私は教科書とにらめっこをする。
「………。」
ダメだ。
全然勉強に身に入らないっ!
これじゃ…いじめなんかよりテストの方が危険かも…。
そして。
その日のテストは終わり…テストの出来に私はガクッと落ち込んだ…。
それから、最終日のテストも終了した日の放課後。
私が教室を出ようとすると、
「高菜さんっ!!」
「えっ……?」
来たー!勇斗のファンの人達が集まってる!
「ちょっと、色々と聞きたい事があるんだけどっ!?」
「えっ……と…」
菜々はいないし、
誰か助けて――!!
先輩の十人ぐらいの女子が、皆さん眉間にシワを寄せて私を睨んでいる…。
この状況……逃げられないっ。
すると、

