どうしよう……聖花先輩に何て言ったらいいんだろう?
聖花先輩に何か言う資格なんか、私にはない…。
「…勇斗?」
「えっ…?」
聖花先輩の声に振り向くと、いつの間にか勇斗が私達の近くに立っていた。
「……聖花?」
勇斗は聖花先輩がいる事に、驚いてる様子だった。
「……勇斗何で?部活は?」
「バーカ、今は試験休みだろうが?」
「あっ……そっか」
「………。」
少しの間、三人は沈黙になった。
口を開いたのは聖花先輩だった。
「じゃあ…私、帰るね?」
「えっ…?」
聖花先輩が帰ろうと歩いて行き、勇斗の横を通りすぎようとした時。
「聖花っ」
「……何?勇斗」

