「……えっ?…プレゼント…?」
「あぁ、女友達からさ毎年バレンタインあげてるのに何も返してくれないって、しつこくてさぁ~それなら一括で何か返そうと思ってな?」
「女友達に……?」
……何それ?
「けど女の趣味なんて分かんねーじゃん?だからおまえ選べよ?」
「……私が?」
勇斗の女友達にあげるの…私が選ぶの?
そんなの……。
バカだ……。
「…そんなの自分で選んだらいいでしょ?」
「だから分かんねーから選べって言ってんじゃん」
「ふっ……嘘でしょ?」
…だめ。
口が勝手に喋る。
「本当はそんなプレゼント、いろんな子にあげてるくせにっ…」
…これ以上言ったら…。
「慣れてるくせに…自分で選びなよっ」
私の言葉を聞いて、勇斗は少し黙った、そして私から視線をそらして口を開いた。

