そして、最上階のゲームセンターに着くと、勇斗と圭介先輩はしばらく二人でゲームに盛り上がっていた。
音のうるさい中、私と菜々は少し離れた所から二人を見ていた。
「ねぇ?実夕っ」
「何?」
「あのさ、もしかして…勇斗先輩って……幼い頃から実夕のこと……?」
「……えっ!?な…何言ってんの?そんなわけないよっ」
「でも……もしだよ?もし本当だったら……勇斗先輩ずっと言えなかったんだね」
「えっ…?」
「…っていうか………言えないよね?」
「………。」
菜々は少し切なそうな顔で私にそんな事を言ってくるから、私は菜々の言った言葉の意味を少し考えてしまった。
すると菜々は、私の背中をポンッと叩いてきた。
「とにかく確かめてみなよ?」
「えっ?……何を?」

