恋のシャッター



「まぁな~あっ…そういえば!」



「えっ!?」



何?もしかして気づいた?



「そういえば、圭介来月誕生日だな?」



「えっ?あ―…そういえば」



…何よそれ~。
圭介先輩の事!?



勇斗の言葉に、私と菜々はガックリした。



「それにしてもよく覚えてるな?勇斗」



「まぁ―…昔からのヤツのなら、いくら俺でも覚えてるからなっ」



「へぇ~」



すると勇斗のその発言に、菜々は反応して顔を上げた。



「さすが勇斗先輩っ、じゃあ実夕の誕生日も知ってるんですよねっ?」



えーっ!!



今度はストレート過ぎる~!



菜々と圭介先輩は、勇斗の事を見ている。



私は一人うつむいた…。



すると、



「………だとしたら?」



「……っ!!」



ニヤッとしながらそう言ってきた勇斗に、私の胸は少しドキッとしてしまった。