恋のシャッター



すると勇斗はチラッと私を見てきた。



「なっ…何よ?」



私が聞くと、勇斗は少しぷっ…と笑った後、手を私の頭の上に乗せた。



「やっぱおまえ、身長止まったんだな?」



「……っ!?わ…悪かったわねっ」



「小学生ぐらいまではあんまり変わらなかったのにな?」



「あんたがでかくなりすぎなのよっ」



私の目線は勇斗の肩で…


いつの間にか、勇斗の顔は見上げないと見れなくなっていた。



私も成長したつもりなのに……男の子の成長はそれ以上にあっという間だったかもしれない。



ーー。



そして私達は、菜々と圭介先輩が待ってる駅に着いた。



二人は駅の階段に座っていて、私達に気づいた圭介先輩が口を開く。



「やっぱり二人一緒に来たんだな?」



「そ……それは同じ方向だし…」



「ふーん?仲が良いのね~実夕達」



「何言ってんの?菜々っ、違うって~」



…もうヤダ、何なの今日の空気!?