「あれ?そういえばおじさん遅くない?」
「あぁ〜お父さんはね、最近仕事が忙しくて帰りも遅いのよ」
「そうなんすか?じゃあ寂しいんじゃない?」
「そんな事ないわよ~?おばさんも自分の時間作れるからね、今日もこれから着付け教室なのよ」
「えっ?お母さん教室今日だっけ?」
「そうよ?週に三回だって言ったじゃない、まったく実夕は人の話聞いてないんだから~」
「そんな事言ったらコイツが家で夕飯食べる事だって私は聞いてないわよ―」
「あら、そうだったかしら?」
そんな私とお母さんのやり取りを見て、勇斗は笑いだした。
「ははっ、やっぱり親子だなぁ~」

