恋のシャッター



そして私達は気づくと並んで歩いてた…。



私の家に着き、夕飯の支度をしていた私のお母さんと、いつものように楽しげに話す勇斗を横目に私は部屋に入った。



着替えを済ませ、私は机の上の写真立てに目をやる。



飾ってある写真は、拓真がまだ元気な頃にお母さんに頼んで撮ってもらった 拓真と私の二人だけの写真。



「……拓真、今日から勇斗が家で夕飯食べるんだって、相変わらず図々しいよね?でも…仕方ないよね」



写真の中の拓真に向かってボソッとそういうと、私は部屋を出た。