テーブルに座ってパンを食べていると、勇斗は食べ終わったのにまだまったりとテレビを見ていた。
「ちょっと~食べたならいい加減帰ったら?片付けはしとくから」
「あ―…おまえ食べ終わるの待ってるんだよ」
「はっ?何でよ」
「……行くんだろ?……」
「…えっ?」
「……拓真の誕生日祝いに」
「……っ」
どうして……知ってるんだろう?
私が毎年拓真の誕生日に、拓真のお墓に行ってることを……。
拓真のお墓はこの町にある。
12月25日。
私はこの日は、あまり予定を入れないようにしている。
「……何であんたも行くのよ?」
「いーじゃん、一緒にいるんだから一緒に行ったって~」
「…それは……」
「それに、アイツは俺の親友だから……」
「……親友…」
勇斗は笑顔でそう言った。

