Drinking Dance

「まさか、手を繋いだだけで終わりだと思ってました?」

そう聞いた私に、
「実のところ、はい…」

星崎さんは呟くように答えた。

先ほどの戸惑っている様子から、私はそんな提案を出したのだ。

「行きますよ」

「はい…」

手を繋いだままの状態で、私たちは歩き出した。

「あの…どこまで歩くんですか?」

そう聞いてきた星崎さんに、
「まあ、遠くても最寄りの駅くらいまでですかね」

私は答えた。

「も、最寄りの駅までですか…」

星崎さんは顔を隠すようにうつむいた。