Drinking Dance

「メールでしたら構いませんよ」

そう言った私に、
「いえ、森脇さんがくるまでゲームをしていただけなので」

星崎さんが言い返した。

何だ、ゲームか。

彼がゲームをしていたことに何故か安心している自分に気づいた。

「早速…」

「その前に」

星崎さんの言葉をさえぎるように私は言った。

「その前に、彼女さんとのなれそめを聞かせてもらってもいいですか?

昨日、詳しいことを聞けなかったので知りたくて…」

そう言った私に、
「ま、参ったな…。

森脇さんが期待してるような展開じゃないんだけどな…」

星崎さんは呟くと、眼鏡をずりあげた。