Drinking Dance

「行きましょうか」

星崎さんがそう言って手を差し出してきたので、
「え、ええ…」

私は戸惑いながら、その手を繋いだ。

本当に、一体何を考えていると言うのだろうか?

星崎さんと手を繋いでやってきたところは、噴水がある大きな公園だった。

「ここ、春になると桜が咲くんだそうですよ」

ずらりと横一列に並んでいる木を見ながら星崎さんが言った。

「へえ、そうなんですか」

今は葉が1枚もない状態だけれども、春になったらさそがしキレイなことだろう。

桜並木になるであろうこの場所を眺めていたら、
「あの…」

星崎さんが足を止めたので、私も止めた。