1ヶ月後ーーーーーー


なんとか関係は修復したが、


まるでボンドで簡単に止められてしまった


友情みたいで胸がぎゅっとなる。


でも、私はこの1ヶ月間偽りの友情を


造り上げ続けていたのだ。


「さーやちゃん。」


私は幼い頃から読んでいた憎い名前を呼んだ。


「なーに?」


「殺人ゲームの始まりだね」


私は、皮肉げに笑みを吊り上げた。