「アスカってさぁ。結構人気あるよね。密かにアスカのこと好きな子多いと思う」


「あー、なんか聞いたことあるわ。ジャンルを問わず好かれてるイメージある。なんかたまにいるじゃん?悪くはないけどイケメンでもないのにモテる男。アスカはそれだよ」



「それ悪口だからね〜。なんかぁ、アスカって超話しかけやすいじゃん?あの、気安さはなんなの」


「あれだよ。友達の友達として一言二言ついでみたいに話したら普通は次に会っても共通の友達が一緒にいないと話したりとかしないじゃん?でもアスカって、ふつーうにまた話しかけてきたりすんの」



「だからなぜか会うと声をかけたくなる男になるわけね。しかも優しいし。その優しさも男女問わず優しいから下心とか全くない優しさな訳よ。優しさがさりげない」


「さりげない優しさを駆使してくるあたりですでにモテるわ〜。だから男からも超好かれてるんか〜」


「でも、アスカに告った女の子の話とか全然聞かないね」


「あれじゃん?アスカってそういうの興味なさそう。まったく脈を感じないから告るに告れないんでしょ」


「誰にでも優しいってのはそういうことがあんのね。確かに、アスカが誰かと付き合ってんの想像できないかも。むしろ、好きな子とかできなさそう」


「アスカはどんな子がタイプなんかねぇ」