「委員会、何時くらいに終わるかな」
学校までの道のりを戻りながら、高校入学した時からつけてる腕時計で時間を確認した。
さっきユリちゃんと分かれてから、たいして時間は経ってない。
いくらゆっくり学校に戻ったとしても、さすがにそんなに早く委員会は終わらないだろう。
歩いていた角を曲がると校門が見えて、やっぱり人は一人もいない。
どこの委員会もまだ終わってないみたいだ。
校門に向かって進んだところで、ユリちゃんの委員会で使ってるであろう教室の前まで行ってやろうかと考えたけど。
そんなことしても、無言の圧力をかけられながら静かに怒られるだけだろうと踏みとどまった。
しょーがない。ここで待つか。
校門にもたれかかり、ポケットから携帯を取り出してメールを打った。
送ったのはもちろんユリちゃん。
『やっぱり校門で待ってるね』

