「___じゃあさ、ボクのゲームに参加してみないかい?」

突然声がした。部屋には僕以外誰もいないはずだ。
慌てて部屋を見回すと、PCからの音だった。
PCをつけた記憶はない、乗っ取られたか?
と思いながらも、画面を覗いてみた。
映っていたのは研究者の格好をした男だ。白衣、銀髪、碧眼、銀縁眼鏡。

明らか不審者だな。うん。

僕はPCの電源のスイッチに手を伸ばした。するとあの不審者が叫んだ。
「なに電源落そうとしてんのさ!ボクを殺す気かい!?」

「そりゃそうだろ!何を言ってんだ!勝手にPC乗っ取って、勝手にげに参加だなんて!誰がやるかよクソエセ博士が!」

「何もしてねぇのにエセ博士とは失礼な!キミは酷い奴だ!」

「失礼で結構✋( ˆ̑‵̮ˆ̑ )」

「はぁ~…とりあえず説明させてよ…」

「聞いてやろう。」