実「でも、好きって感じ出してなかったじゃん。」
捺「なんか恥ずかしくて……/////」
ふふっ♪もう捺も恋する乙女なんだね〜。照れてる捺見るのとっても可愛い!!!いつもクールな"捺和様"って感じだったし!
実「んーでも、あたしはてっきり捺は日向のこと好きなのかと思ったー。」
捺「はぁー?そんなわけないでしょ!!!あたしぜんっぜんタイプじゃないし!!!」
実「あはは……そーなんだ。」
捺「そんなことより〜、実紅はどーなのよ?」
実「え、どゆこと?」
あ、やばい。捺がニヤッと笑った。
あの顔になる時は結構やばいことぶっ込んでくる時だ。
捺「男子校に通ってんだから、好きな人の1人や2人いないの〜?」
実「ぶーっ」
捺「あー、実紅汚いわねっ。」
ゴホッゴホ。
あー、もう飲み物吹き出しちゃったよ。なんか凄いこと言ってきてない?好きな人の1人や2人って。普通に考えて好きな人は1人でしょ。捺の頭どーなってるの?
実「ゴホッゴホ。あのー、捺さん?」
捺「なぁーに?」
実「普通に考えて、好きな人っていうのは1人だけでしょ。」
捺「そんなのは当たり前じゃない。」
実「え、じゃあ、なんで?」
んー、捺の言ってることがわかんない。
ちんぷんかんぷんです。

