実「い、いやだああぁぁぁあああ」


む、むりむり!!!肝試しとか本当にむり!!


怖すぎるから絶対にやりたくない!!!



奏「ぼ、僕も嫌だよ!!!」


実「奏!!!」


奏「実紅ねぇ!!!」



ギューッ



あたし達は強く抱きしめあった。うん、やっぱり奏はわかってくれると思ったよ。


だって、あたし達双子は怖いものが大嫌いだからね!!!


そりゃあ、強くお互いを抱きしめますとも!!まぁ、関係ないけど久しぶりに奏のこと抱きしめることが出来て、あたしとしては更に嬉しいんだけどね(笑)



空「もう!!そーゆうところで、双子パワー発揮させないでよぉ〜!!!」


仁「そーだそーだ!!」


実「そ、そんなこと言われても、嫌なもんは嫌だし!!」


奏「うんうんっ!!」


あたしと奏は肝試しをやりたくないオーラを全開にした。


それでも……。



空「だってもう決定事項だもーん!」


実「ど、どーゆうこと!?」


空「さっきね、用意をしてきたの!」


実「よ、用意???」



もしもし、そらさん。君は何を言っているのかな??


用意とかふざけたことを言っているね??



空「そ!用意!!さっき、仁と肝試し大会の用意をしてきたの!!」


仁「だから、絶対にやらないといけないんだぜ♪」



そ、そんなぁあああああぁぁぁ。