実「ねぇ、なんでみんな下向いてるの?どーして挨拶してくれないの?」
いや、ほんとに不思議な光景なんだよね。
みんな見事に顔下に向けてるんだよね。
あたし別に挨拶しただけだよ?
何もおかしなことしてないのに。
実「ちょっと!!!いつまで無視するの!!!」
なんでみんな無言なの!!!
いい加減イライラしてくる!!!
空「ご、ごめんねっ。みーちゃん。」
実「なんで無視したの。」
空「そ、それは……。」
あ、また黙った。
もうさっきからみんなおかしいよ。
奏「...から。」
実「え?なに?聞こえないよ」
奏「実紅ねぇが可愛すぎるから、みんな直視出来なかったの!!!」
実「えっ//////」
なに今の?あたしが可愛い??
だからみんな直視出来なくて無言だったの?
実「いやいやいや!!!みんなおかしいって!あたしが可愛いとかありえないから!眼科に行くことをおすすめするよ!」
男子達「(はぁ。。。ほんと無自覚だ。)」
実「そんなことよりご飯〜♪」
男子達が思いっきりため息をついたなんて、あたしは知らない。

