日「どうも♪桐谷 日向です!知ってると思うけど、実紅と奏の幼なじみです。んで、実紅は俺のだから誰にも渡さないよ♪ってことで、よろしくねー!」
ははっ。これはムカついたなぁ。
みんなの方を見ると顔がすごく怖いから僕と同じでムカついてるね。
実「ちょっと!!一言余計なんだけど!!!あたしは日向のじゃないし!!」
日「なに?実紅は俺のこと嫌いなの?」
実「うぅ……。嫌いじゃないけど…………。」
日「じゃあ、好き?」
実「っ//////す、好きだよっ!!で、でも幼なじみとしてだから!!」
日「照れた顔で言われても説得力ありませーん(笑)」
なんで、僕達はこんなの見せられてるの?
そんなに自分がみーちゃんと仲がいいの自慢したいの?
舜「桐谷 日向くんですよね。」
日「そーだけど。あんた誰?」
舜「俺は藤野 舜です。」
日「その藤野 舜くんが俺になんかよう?」
舜「はい。あなたに言っておきたいことがありまして。」
日「なに?」
舜ちゃん……。君は今から何を言うつもりなの??
なんか嫌な予感しかしないんだけど。
舜「ここにいる全員が実紅の事が好きです。」
…………。
うん……。嫌な予感って本当に当たるもんなんだね。
ここにみーちゃんがいなくて良かったよ。
あのあと、みーちゃんはトイレに行ったからここにはいない。
だから、舜ちゃんもみーちゃんがいないことをいいことにこんなこと日向くんに話してるんだ。

