理「なぁ、その日向って男はどんなやつ?」




ひーくんかぁー。どんなやつって…………。



急に言われてもなぁ。



あっ!!!




奏「ひーくんはよく実紅ねぇと喧嘩してたかな!」



理「喧嘩?」




奏「うん、喧嘩!!!小さい時からしょっちゅう喧嘩してたよ!」



仁「それって仲悪かったのか?」



奏「ううん。その逆だよー。喧嘩するほど仲がいいって良く聞くじゃん?まさにあれだったー。」



理「へー、そーなんだな」



舜「他には何かないんですか?」



他?うーん、何かあったかなぁ。



僕が思ってること言っちゃっていいのか!


うん、そーだよね!




奏「他はね、実紅ねぇとひーくんってもうずーっと一緒にいたの。だから、僕はヤキモチ妬いてた。僕の実紅ねぇなのにーって。」



空「そーちゃんってシスコンだもんね。」



冬「そりゃ、ヤキモチも妬いちゃうか。」



奏「ひーくんのことは嫌いじゃないけど、実紅ねぇのことになるとなぁ。」



理「これ、俺たちの誰かが実紅と付き合ったら奏やばいかもな」



舜「壊れる可能性ありますね。」



奏「え、実紅ねぇに彼氏とか絶対に許さないから!!!いくら仲のいいみんなでもダメーっ!!!」




それから、奏によるシスコントークは実紅が戻ってくるまで続きましたとさ。






奏「実紅ねぇは僕のだー!!!!!」







ちゃんちゃん。(笑)






奏side end