あたしは目で奏に助けを求めた。
すると奏は頷いて……。
奏「あのね、來にぃは小さい頃に海に溺れたことがあって……。それから海を見ると怖くて震えちゃうんだ。」
な、ナイスだぁああああああ!!!
そっか!その手があったよね!
もうさすがあたしの弟だよ!!
あたしは奏に目でありがとうって伝えると、どういたしまして♪と目で伝えられた。
双子だからこーやって目で会話出来るんだよ〜。
舜「そーだったんですね。それなら海はやめましょう」
理「あぁ。」
仁「來くん辛いこと思い出させちゃってごめんな」
仁はバツが悪そうに謝ってきた。
いや、そもそも仁は全く悪くないんだよ。
悪いのはあたしなんだからさ。
來「仁大丈夫だから、そんな顔しないでね?」
仁「おぅ!」
良かった。いつも通りに笑ってくれて。

