あの日の夜、捺に電話して全部話したんだ。 パパが転勤でニューヨークに行くことになったこと。 それにママも付いていくことになったこと。 碧にぃ達が通っている花崎学園(男子校)に転校すること。 大会の日が最後ってこと、、、。 全部言い終わった後には、2人とも大泣きだったなー。 でも、捺は優しいから「離れててもずっと親友だから」って言ってくれて、、、 その一言が何よりも嬉しくて、もっと泣いちゃったんだよね。 その日は、お互い眠くなるまで電話してたね。