奏「僕ね、兄ちゃんがずっと羨ましかったんだ。」
來「へ?」
え?碧にぃ?
どうして碧にぃなの???
やばい、全然わかんない………………
奏「いつも、來にぃは辛いこと悲しいこと苦しんでるときは、僕じゃなくて兄ちゃんのこと頼ってたでしょ?」
來「う、うん」
確かに、奏が言う通りあたしは何かあればすぐに碧にぃを頼ってた。
一緒にいるだけで落ち着くし全部忘れられるから。
でも、それと奏に何か関係あるのかな?
奏「僕はいつもそれを遠くで見てるだけ。双子なのに來にぃの役に立たないダメな弟なの。少しくらい僕の前でも弱いところ見せて欲しいし、いっぱい僕の胸で泣いて欲しかった。でも、その役はやっぱり兄ちゃんじゃなきゃだめで…………」
來「奏…………」
奏は目に涙をいっぱい溜めてた。
それでも泣かないぞって決めてるのかな?頑張って我慢してた。
奏「今日だって、來にぃ我慢してたよ?でね、僕お話聞いちゃったんだ」
來「お話?」
奏「うん…………」

