可愛い可愛いお姫様!男子校に行きます!①




奏「僕ね、兄ちゃんがずっと羨ましかったんだ。」



來「へ?」



え?碧にぃ?



どうして碧にぃなの???



やばい、全然わかんない………………





奏「いつも、來にぃは辛いこと悲しいこと苦しんでるときは、僕じゃなくて兄ちゃんのこと頼ってたでしょ?」



來「う、うん」



確かに、奏が言う通りあたしは何かあればすぐに碧にぃを頼ってた。


一緒にいるだけで落ち着くし全部忘れられるから。




でも、それと奏に何か関係あるのかな?



奏「僕はいつもそれを遠くで見てるだけ。双子なのに來にぃの役に立たないダメな弟なの。少しくらい僕の前でも弱いところ見せて欲しいし、いっぱい僕の胸で泣いて欲しかった。でも、その役はやっぱり兄ちゃんじゃなきゃだめで…………」




來「奏…………」



奏は目に涙をいっぱい溜めてた。


それでも泣かないぞって決めてるのかな?頑張って我慢してた。



奏「今日だって、來にぃ我慢してたよ?でね、僕お話聞いちゃったんだ」



來「お話?」



奏「うん…………」