可愛い可愛いお姫様!男子校に行きます!①



もうみんなびっくりした顔で一斉にいずちゃんの方見たし。


そーちゃんも急にいずちゃんが話したから、さっきまで大泣きしてたのに今はピタッと止まってるし…………。



お、恐るべし…………無口のいずちゃん…………



空「そ、それで?話せばいいってどーゆうこと?」


冬「自分の気持ちを來に話せばいいって言ってる。あいつだって話せばわかるでしょ。2人は双子なんだから。」



もう、何かいずちゃんが話すだけでも驚きなのに、ちゃんと來ちゃんとそーちゃんのこと考えてて感動なんだけど…………!!!



舜「そうですね。直接本人に言った方がいいですね」


理「來ならきっとわかってくれる」


仁「奏くん大丈夫だぜ」


空「思いっきり來ちゃんに伝えてきな?僕達も一緒についていってあげるから」


冬「コクッ」



奏「うぅ…………みんなぁぁあああ…………ヒック…………あ、あり……が…………とう…………」



空「よしよーし!!!」



僕はそーちゃんが泣き止むまで頭を撫でてあげたんだ。