僕、來ちゃんが転校して来てから作り笑いしなくなったかも…………


多分ね來ちゃんの笑顔がとても眩しくて、天使みたいだから嘘の笑顔をしたくなかったんだと思う。



僕の過去を知らないのは來ちゃんだけ。


でも、君にはまだ話せない。



ちゃんと話すから…………まだ待っててほしいな。



って、なんで來ちゃんがいないのに、今ここに來ちゃんがいるみたいに話してるんだろう。



はぁー、やっぱり僕そうとう來ちゃんにはまってるね。





仁「あっ!!!奏くん戻ってきた!!!」




って、仁の声が聞こえたから顔をあげると…………




ちょっとだけ悲しい顔をしたそーちゃんが立っていたんだ。