來「で、違うってどゆこと?」


冬「うん。確かに碧さんは生徒会長だからみんなの信頼もすごい。けど、俺たちは碧さんの中身に憧れを抱いているんだ」


こんなに、冬真が話すってこと今まであった?いや、ないよね。


そんなに無口な冬真にまで信頼されてる碧にぃっていったい、、、



來「あの、憧れって??」


空「それは僕が話すね」


來「あ、うん。お願いします」


空「來ちゃん、僕ってこの見た目でしょ?」


來「へ?」


空「もぅ〜、だから女の子みたいな顔でしょ?」


來「あ、うん。そーだね」



確かに、そらは女の子みたいな容姿だ。それが碧にぃとの憧れになんか繋がるの?



空「僕、入学早々に男に絡まれたの」


來「えっ!?」



ちょ、いくらそらが可愛いからって普通男に絡んだりする?


あ、でもそらの場合はそこら辺の女より可愛いもんな。



空「それでね、僕その時ちょうど1人だったからすっごい困ったの。喧嘩なんて入学早々したくなかったし。相手に一方的に責められるだけでもうすごく大変だったの。でも、その時に碧さんが助けてくれたの」


來「えっ、ここで碧にぃ登場なの!?」


空「うん。もうその時の碧さんすっごくかっこよくて、、、『 俺の大事な後輩に何してんだよ。お前らみたいなのがいるからうちの学校は悪くなる。常識がないならもう1回義務教育やり直せ。それが嫌なら2度とこんなことするな。』ってね、、、」



來「わーお!碧にぃやるぅ〜♪」


碧「ま、俺が本気出したらこんなもんよ!!」


あー、今のセリフ言わなければパーフェクトだったのにぁ。


ほんとにこーゆうところが残念なんだよね。