舜「まぁ、碧さんとは兄弟だから不思議がるとは思いますけどね」


理「確かにな」


みんな納得してもこっちは頭の上?だよ。



來「ねぇ、僕にも教えて?」



理「あぁ。俺が教える」


そーいって理斗は丁寧に話を始めた。



理「俺たちが入学してきた日、すっごい目立つ人だかりが出来ていたんだ。その中心にいたのが碧さんだったんだ」


來「うっそ」


いや、え?碧にぃが???


なに、碧にぃそんなに有名なの??


理「いや、嘘じゃない。碧さんはこの学校の生徒会長をやっていて全校生徒から尊敬されていて、もちろん先生からの信頼もな。」



來「ツッコミ所満載なんだけど、まず、え?なに?碧にぃ生徒会長なんてやってるの?2年生なのに?」


碧「うん、一応ね。1年生の時から生徒会に所属してて前会長に次の生徒会長はお前だって言われて生徒会長やってまーす」


來「そんなの知らなかった」


碧「だって言ってないもん」


そーいって碧にぃは可愛らしく舌をぺろっと出した。



來「みんなは碧にぃが生徒会長だから憧れてるの?」


冬「それは違う」



來「あ、冬真久しぶり」


冬「うん」


いやー、久しぶりに冬真が口を開いてくれましたよ。


実紅ちゃん嬉しいなぁ。



(※実紅の性格が可笑しくなってるのは気にしないでください)