まだ笑いが止まらない様子の和也と一緒に、クラス割の掲示がしてあるところまで着いた。


緊張気味の生徒たちが、ごった返している。
その中で何人かの女子生徒が、チラチラとこっちを見ている。

「マジ~。オレか。やっぱこの変身がよかったんだな~」
なんてウキウキ気分で、発表を見た。

「睦月、オレ5組」
「オレは6組だ。離れたな」
「ああ、じゃギャル男、またな。くくく・・・」


そういってクールにクラスに入っていった和也。
さっきの女子生徒の視線はまっすぐに和也を追いかけていた。



ヒーッ
また勘違いすることだったか。
やっぱり、オレは・・・