「中島潮奈 は」





潮「い~~」





やる気のない声が太陽の

後ろの席から聞こえた。





今朝、太陽を無視した

クールな少女は潮奈だったのだ。





今とは違いメイクも

髪のセットもしていない

なんなら黒髪ショートカットだ。





だが、顔は相変わらず可愛らしい。





潮奈は机に顔を伏せ

眠った。





この頃から朝は弱いらしい。