少女は仮面をつける




え、ばれてる?
ある訳ない、ばれるなんて


「あ、俺ね。こう見えても母は女優だから、演技とか直ぐに分かるんだ~」


マジか
てか、本当にいるんだ。
暴走族の幹部の一人には女優の子ども説
無いと思ってた

だけど、バレてるなら隠す必要ない


「だから、何が言いたい?本来に入って」
「お、やっぱり演技だ」

はいはい、だから何?
演技して何が悪い。


「とにかく、本来に入ってくれるかな?宮乃春」
「何で、僕たちに興味がある振りしてるの?」


…ふーん、其処まで分かってるんだ
流石、女優の子


「なんで、そう思うのかな」
「だって、屋上の時の君の顔…一瞬嫌そうな顔してたから」


うわ、やっぱしてた?
今度はないようにしよう
あ、でも…もうあそこ行かないから大丈夫か


「ふーん…そうだけど何?興味無いけど?」
「じゃあ、何でそんな演技するの?」
「…君には関係ない事」


ほっといてほしい
他人に言われたくない
関係ないのに


「それだけ?じゃあ私行く…あ。一つ言わせて」
「…なに」
「この事、誰かに言ってみな。殺すよ?君も君の大切な人を…全員」



宮乃春は固まった
それと同時に私は違う所に歩いて行った