全部が好きです。

「えっ…」

「おい なんで凛が」

急いで乱れた洋服をなおす拓海

私を睨みつける女

「違うんだ これは」

「聞きたくない別れて」

「まって凛ちがうんだ」

拓海を睨みつけた

裏切られた驚きと苛立ち

そしてなにより悲しみが一番大きかった

「ちょっとアンタ待ちなよ」

すると隣の女が私に声をかけ足を組んだ

「なんですか?」

私に何を言いたいのだろうか

「自分だけが被害者だと思ってんの?」

ふっ と鼻で笑う女