駅に行くまでいろんな人にすごく見られた気がする…。
意識しすぎなだけかもしれないけど…でも…
うぅ…でも服はすごく可愛いし…
早く隆斗見つけなきゃ!
駅に着いたけど人たくさんだよぉ…。
「湖乃葉?」
「隆斗!!」
よかった、隆斗の方から見つけてくれた!
「なんちゅう格好を…」
隆斗は顔を手でおおってこっちを見てる。
違うのに!
まぁ、いいやぁ…それより!
「格好の事はいいからお菓子ぃ!」
「はいはい、食い意地はってんなぁ…」
もぉー!!
「女の子にそういうこと言っちゃいけないんだよ…むぅ…」
「はいはい、悪かった悪かった。」
そう言ってまた僕の頭を撫でる隆斗。
僕の頭がちょうどいい位置にあるとでも言いたいのかな…
でも、この時間は別に嫌いじゃないかも…。
「よしっ、じゃあ行くか!」
「え? どこに?」
「この前パンケーキ食べに行きたいって言ってただろ? 連れてってやるよ。」
「本当にぃー!?」
ずっと行きたかったパンケーキのお店。
いちごとかいーーっぱいですごぉーく美味しそうなんだ。
「ほら、行かないんなら置いてくぞ。」
あっ
「待ってよぉー、行くからぁー!」
なんだかんだ優しいんだよねぇ…。
ありがとね、隆斗。
みなさん、Happy Halloween♪

