なんて、かっこつけてみても

似合わないのは自分でよく知っている。




そんなことを思いながら一人の世界にひたっていた俺は




「すいません………」


という支払いをしに来たお客の声でやっとリアルな景色が目に映る。



慌てて客に向かった。



でも、
あれ………?


いつからいたんだろう……?


やべぇ……;





ま、いいや。

とりあえず謝って何もない感じで終わらせてしまおう。




………って

やっぱり、どう考えたって

俺にはわかるはずないな。




そう呆れにも似た結論を出した俺は、マニュアル通りの接客を終え


またパソコンに向かって座り直した。