「これでいいかな…」



北野 舞花、本日は大好きな小松先輩と初デートの日です。



前日、姫華ちゃんに選んでもらった服を着て、いつもはしないメイクをして、

家まで迎えにきてくれる先輩を待つ。



すると、



ーーピーンポーン



インターホンが鳴り、慌てて玄関に行く。



「はい…っ!」



ガチャリとドアを開けると案の定、そこには先輩がいた。