「災難だったねぇ。だけど、おじさんとキミはもう約束しちゃったからねぇ。」



これは…わかってくれないタイプのやつだ。



すきを見て逃げなきゃ。


でも、逃げてもすぐつかまるよね…。



ということは、了承したふりをしてここのカフェで過ごす時間をながびかせよう。



そしたら、帰っていない私を先輩が心配して…助けに来てくれるかな…。



でも、場所まではわからないよね…。


それでも私はそれにかけるしかなかった。



先輩は助けに来てくれる、そう信じるかしかなかった。



そしてそれから数時間がたった。