「祐也くん…学校は?」 「サボり。お前もサボり?」 「そんなわけないでしょ。おばあちゃんが倒れたから様子を見に来たの。」 すると祐也くんはにやりと笑った。 「ていうことはさ、今日はおまえの先輩とやらは来てないんだ?」 私の先輩…小松先輩のことか。 そっか、前来た時に会ったもんね。先輩が私を助けに来てくれた…。