そして次の日。 「ついたわね。」 「…だね。」 夏休み以来の地元についた。 「お父さんには連絡してあるから舞花はそっち行って。お母さんは先おばあちゃんとこ行ってくるわ。」 「わかった。」 お母さんと別れ、前に住んでいた家へと向かう。 すると、 「…舞花、また来たのかよ。」 呆れたような、問いかけるような、そんな声が聞こえた。