「失礼します。」


「失礼します…」




小野くんの後に続いて入るともうそこには他のメンバー全員いた。



「あれ、舞花先輩!」



驚く舞花ちゃんと、



「舞花先輩じゃん。やっほ。」



いつも通りの加藤くん。




そしてーー



「…北野。」



どこか少し不機嫌な先輩。



「…ご用件はなんですか?先輩。」



目を合わせないでそう言うと先輩は口を開いた。



「なぁ、なんでーー」



その時だった。