「わからない…」 「へ?」 「北野のこと…どう思ってんのかわかんないんだよ。これさえわかれば…すべて上手くいくように思うんだけどな。」 小松先輩は自嘲気味に笑う。 俺たちより、根島より、北野より、 誰よりも小松先輩は悩んでる、苦しんでる。 自分の気持ちに気づけない小松先輩。 大切な北野を傷つけてしまったと思ってる小松先輩。 誰よりも優しくて、誰よりも自己犠牲が強いこの人は苦労している。