そしてそれからしばらくがたった。
「先輩、今日の生徒会の活動ですが…欠席?またですか?はい、わかりました。では。」
教室で先輩と電話する小野くん。
なんだかとても疲れているようだった。
「どうかしたの?」
私がそう聞くと小野くんはため息をついた。
「仕方ないことだけど、最近生徒会をずっと欠席してるんだよ、先輩。仕事溜まってんのにさぁ。」
へぇ、あの先輩が。珍しいなぁ。
人一倍努力家で人一倍仕事をこなす先輩なのに。
「そうなんだ、なんで休んでるの?」
私がそう聞くと小野くんは少しためらったように口を開いた。


