「…は?」
「いやだって普通男のことを心配したり会いに行ったりしないでしょ。しかもアンタは私の弟。つまり相手は女。認めなさいよ。」
姉貴の男好きの性格のせいか、普通にバレてしまっていた。
「はぁ…だったらなんだよ。」
女だろうが男だろうが姉貴には関係がないことだけは確実だ。
「別にー。我が弟にも春が来たんだなぁって思うと嬉しくて嬉しくて。」
明らかにからかってる声色でそんなことを言う姉貴。
「いっとくけど、そんなんじゃないから。」
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