「…ん、わかった。お前が起きるまで一緒にいてやるから。」



「な、なんで寝る前提なんですか!」



頬を膨らませる北野の頭を数回撫でる。



「眠そうだからだろ。まぁ寝ないなら別にいいんだけどな。」



「絶対寝ませんから!!」




そう断言した数十分後、


「…北野。」



北野は熟睡していた。