「夏休みだから戻ってきたのか?まぁいい。お前に聞きたいことは山ほどあるんだ。」 祐也くんはそう言ってにやりと笑った。 1歩1歩、近づいてくる祐也くん。 「や、来ないで…!」 私がそう言うと、 『なぁ、北野。どうしたんだ?』 心配している先輩の声が電話口から漏れた。 『…それとも話せない状態なのか?今どこにいる?』 こうなることは覚悟していた。幼馴染に会う確率は高いことは知っていたから。 だけど。 覚悟していたのに、私は今パニック状態に陥ってる。