堅物男子と甘い恋





先輩としばらく話してると、



「え、舞花…?」



前方から私の名前を呼んで固まる男がいた。




「ぁ…」




そこには隣の家に住んでた、元幼馴染であり、私の初恋であり、

私のいじめのきっかけとなった人物がいた。




『北野?大丈夫か?』



ごめんなさい、先輩。全然大丈夫じゃないみたい。




「なっ、なんでいるんだよ!!」



引っ越したはずの私がいることに驚いたのか声を荒らげる幼馴染、赤井祐也。




「ご、ごめ…なさ…っ…」



ごめんなさい。帰ってきてごめんなさい。



『お、おい、北野!?』



先輩の声ももう耳には入らない。