「そんなことないよ!今日がたまたま。そうですよね、先輩。」



「ん?あぁ、そうだな。俺には部活も生徒会もあるし。」



私と先輩でそう言うと姫華ちゃんはつまらなさそうに口を尖らせた。




「えー、そうなんですかぁ…。」


「姫華ちゃんこそ、その後ろにいる子は友達?」



私がそう言うと姫華ちゃんの後ろにいた女の子はビクリと怯えたように縮こまった。



「あーこの子は私の友達ですよ。前に話した亜子ちゃんです。」